記憶法&発想法―頭がよくなる脳の使い方
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創造力を高める11のヒント

広い意味での創造力とは、未来に向かうこと

 
  創造力とは、「新しい計画を立てて効果的に実行する力」のことです。クリエイティブ関係の仕事のみならず、ほとんどの仕事で創造力は必要とされるでしょう。

 また、仕事以外でも人生の様々な場面で、創造力は発揮されます。例えば、旅行計画や学習計画、料理の献立や調理の手順、各種パーティの計画と演出、スピーチをしたり手紙を書いたりすることなどにも、創造力が働いています。

 未来に向って生きるということは、前頭葉を駆使して創造力を発揮することなのです。とりわけ、仕事上での新しい試みには「創造的知性」が欠かせません。

創造的知性とは?

 記憶力世界選手権をスタートさせたトニー・ブザンによれば、創造的知性には次の4つの要素が含まれるといいます。 (「自分を天才だと思える本」きこ書房、2002年)

@なめらかさ アイデアを次々と自在に生み出す力。
A柔軟性 物事をさまざまな角度から考えたり、古いものを新しい方法で再編成したり、すでにあるアイデアを逆転させたりできる力。
B独創性 ユニークで一風変わったアイデアを生み出す力。
Cアイデアをふくらませる アイデアを練り上げ、発展させる力。

 以上は、日本の中学・高校教育ではほとんど訓練されない能力ですが、せっかく積み上げた知識や経験を生かすも殺すも、創造的知性にかかっているといえるでしょう。

高度な創造力に必要な能力と心がまえ11

 創造的知性は、それまでに学んだ知識や理論だけでなく、人間の情念や情緒を含めたあらゆる精神活動の中から生まれます。そうした高度な創造力に必要な能力や心構えを、次の11項目にまとめてみました。参考にしてください。

@知的好奇心

 新しい物や現象に強い興味を持つことは大切なことです。好奇心は精神活動の原動力になります。

A集中力

 強い集中力と持続力は、創造の源となります。天才とは異常なまでの集中力を発揮する人たちと言えるでしょう。

B連想力

 アイデアは多くの場合、一見関係ないと思われることがふっと頭に浮かんできて、それが別のものと結合することによって、生まれることが多いものです。

C自己コントロール

 人はだれでも楽をしたいもの。常に優先順位を意識して、やらなければならないことにエネルギーを注げることが大切です。苦を楽に変える力が成功を生みます。

D幅広い知識

 自分の専門分野に関して、幅広い知識が必要なことはいうまでもありません。しかし、関係ないと思われる事柄も、アイデアのヒントになることが多いものです。

E空想力

 突飛なことを考えられる人。ありえないことが空想できる人。常識を疑い、あべこべにものを考えられる人。新しいことを考える人はそんな人です。

F メモの習慣

 思いついたことはすぐにメモを取りましょう。いい考えだと思ったことでも、すぐに忘れてしまうことがあります。つまらないことでも、後でヒントになることがあります。

G整理能力

 整理とは分類すること。うまく分類できる人は頭の良い人です。図解で表せることも大事です。全体の流れ、部分間の関係を構造的に把握します。

H表現力

 人にわかりやすく説明できること。文章で正確に伝えられること。絵や図解で表せること。それらを総合して、人を納得させることができれば、組織的な創造へと向かえます。

Iコミュニケーション能力

 自分の考えや感情をうまく表現できること。そして、相手の話をきちんと受け止め、正しく理解できること。特に聞き上手になることは、創造に大いにプラスになります。

J問題発見能力

 創造は現状への不満や、批判、否定から生まれます。何が問題かわからなければ、改善のしようがありません。満足からは何も生まれません。

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