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アイデア発想法
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アイデア発想の心得1

アイデアはどこからやってくるのか?

 どんな業種、どんな職種であっても、仕事上の創意工夫はきわめて重要です。また、仕事によっては常にアイデアを出すことが求められることもあります。

 しかし、アイデアというものは出そうと思ってすぐに出るものではありません。多くの場合、あまり問題を意識していないときや、考えすぎて頭を休めているときに、いい考えが浮かびます。一つ出ると芋づる式に、関連するアイデアが次から次へとあふれ出ることもあります。

 こうしたアイデアはどこからやってくるのでしょうか? 真面目な人ほどアイデアが乏しいというのは本当でしょうか? あるいは、関連する専門知識が豊富な人ほど、つまらないアイデアしか出てこないように見えるのはなぜでしょうか?

 そこで、私の経験上からいえる「アイデア発想の心得」なるものを述べさせていただきます。あくまで心得(気持ちのあり方や態度のようなもの)であって、方法論とか技術ではありませんが、参考になれば幸いです。

なぜアイデアが必要なのか、問題点を考え抜く

 アイデア発想にまず必要なのは、なぜアイデアを出す必要があるのかを考え抜くということです。これは表面上の理屈で理解するのではなく、心の奥底から問題点の解決が必要なのだということを感じ、なすべきことを潜在意識に強くとどめるためです。

 「必要は発明の母」などと言われますが、「こんなものがあったら…」という欲張りな願いがアイデア発想を促すのです。アイデアは無意識の世界からやってきますから、理屈よりも情動が大切になります。

アイデアの出発点に執着しない

 誰でも一つや二つはすぐにアイデアを出すことができます。でも、それはほとんどの場合、誰でも思いつく当たり前のことです。本番はそれからです。

 
 たいていの人はそれなりのアイデアにたどり着くと、自分の考えに惚れ込んでしまうため、その平凡さに気がつかず、最初のアイデアから抜け出せなくなります。まれに、突飛なアイデアに執着するあまり、自分の考えの重大な欠陥を指摘されても受け入れない“個性派”もいますが…。

 そこで、初めのアイデアをしっかりメモしたら、そのことを忘れ、まったく異なることを考えるようにすることが肝要です。しかし、それは簡単なことではありません。 (心得2につづく

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